論理回路
授業概要
半導体技術の発展に伴って、コンピュータは勿論のこと、通信・放送などの諸分野での回路のディジタル化が急速に進んできている。これらすべての「情報システム」において、そのハードウェアの根幹は論理回路である。このため、本学部のどの分野においても、論理回路の基礎を理解しておくことが不可欠である。この科目では、基本的な論理回路の理論と設計方法を中心に講述が行われる。これにより、論理回路の設計法の基本を理解する。
授業の到達目標
論理代数の基礎を理解し、組合せ回路の設計法をしっかりと身につける。また、各種の基本的な組合せ回路の機能・構成について、十分な知識を獲得する。さらに、メモリや順序回路の基本回路であるフリップフロップについて、その種類・構成方式・動作原理について的確に理解する。その上で、同期式順序回路の基本的な設計法を習得する。
評価方法
原則として、学期末の定期試験(100%)による。ただし、小テストやレポートを課した場合には、最大30%までの割合で、それらの評点を加味する。